お葬式の会場選びと、住職の問題

最近のお葬式は、時代の流れも伴って、家族葬にする人たちが増えてきているように思います。私の住むまちでも、有名な政治家であった人でも、家族の申し出で、家族葬にしたりするケースが目立ちます。町へ出て行っても、家族葬専門の式場が目立ちます。私は、この傾向は、どんどん増えて行って、将来は、殆どの葬儀が、家族葬になると思います。これは、何でも簡潔に済ましていこうとしている現代の世の中の傾向であると思います。

 

さて、私の町では、葬式を葬式会館で済ます人がほとんどですが、この場合、安く見積もっても、葬式代だけで、100万円から200万円は、資金として必要であると思います。ところが、私の町では、葬式を自分たちの町のお寺で行ってもよいと言う風習があるのですが、その場合、お寺でお葬式を行った時は、30万円程度ですむと言う計算になります。これを活用して、私の父のお葬式も、2年ほど前に、お寺で済ましました。

 

後、住職の問題ですが、私たちの町では、お寺は、曹洞宗なので、葬儀には、曹洞宗の住職が、5人ほど来ます。しかしながら、町の檀家総代の人たちは、住職に、葬儀は、一人で行ってくれないかと何度も、申し入れを試みています。1人で葬儀を行ってもらった方が、住職に支払う費用が、半分以下になり、とても安価で葬式を済ますことが出来るからであります。近隣の町では、葬儀を1人の住職で、行っているところもたくさんあります。私は、この傾向もどんどん増えて行って、一人の住職で、お通夜から、葬儀まで済ますケースは増えると思います。