盛大に送るのがよいわけではないのでは?

ここ数年で二人の叔父と義祖母がなくなりました。その葬儀は対照的なものでした。
叔父は70代でなくなりましたが、10年ほど前まで働いていました。斎場が隣接する葬儀場も大きく、収容人数も多かったと思います。叔父は営業所長も勤めたことがあるそうで会社関係の方も大勢来ていました。お花やお供えものもたくさん来ていて盛大なものでした。
一方で義祖母は遠くに長年施設に入っていたこともあり、孫婿である自分も何回かしか会ったことがありません。葬儀も簡素なものでした。親族の他は施設の職員さんと近所の人が数人程度でした。
立て続けの葬儀で大変でした。ただ盛大なものと簡素なものと対照的な葬儀を体験しました。どちらが印象に残ったかといえば義祖母の簡素な葬儀です。少し前であれば、叔父の葬儀が盛大で心に残ったことでしょう。ただ、限られた近親者のみで執り行われた葬儀は参加した人には心に残りやすいのではないでしょうか。どちらがよいとはいえませんが、多様性社会と言われるからには、葬儀にもいろんな形があってよいと思います。