知り合いの方がお亡くなりになり、通夜や葬儀の受付を行うことになりました。その葬儀場は公営で、隣が火葬場となっています。受付を2日間やっている間に、隣の火葬場に出入りする団体がとても多くて気になっていました。
葬儀の人達とは違うのに、火葬場に入っていくあの人達は何だろう・・・そう疑問に思っていると「あれは直葬の人達ね」と、年配の方が教えてくれました。「直葬?」私にとっては初めての言葉です。調べてみると、通夜や告別式を行わず、直接火葬してしまう方法のようです。
家族葬は一般葬と同じく、通夜や告別式を行うので思ったよりも費用が抑えられないと聞きます。この直葬なら火葬の費用と、火葬の際のお坊さんの手配、精進落としもカットすれば本当に費用を掛けないで済みますよね。
高齢化が進む現代、この直葬はますます増える傾向にあると聞いてビックリ。でも、葬儀の受付をしていると、故人と関係無い、お付き合いで参列される方も多いと分かったので、儀礼的な葬儀も無駄と思う方が多いのも仕方ないのかも知れません。